2007年12月27日

Mas Estela Vinya Selva de Mar 2001

08)Mas Estelawtmk.jpg色は赤と言うよりも、ピンクが少し混じった深いビロード調。
海に近いせいか、潮風にあおられた磯の香を何となく感じ、清涼感がある。
バラの香りがはじめに立ち、太陽を彷彿させる大地の香りが沸き立ってくる。

柑橘系のしっかりした酸に、チョコレートのとろみと、乾燥果物の甘さ、タンニンはしっかりしているが、味を邪魔せず、個性的でかつ、エレガントさを伴ったドラマチックな味わいが印象深い。

4人の息子達のうち、2番目の息子がDiegoと共に仕事をしている。
この夫婦で築き上げた旨さを伝承する後継者を得たのは、何と幸運な境遇だろうか。
捨てられた畑、廃墟の館が全て蘇り、幼い息子達が立派に巣立ちしていったのは、この夫婦の深い愛情無くして有り得ないことである。
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Cantine del Notaio Il Repertorio 2001

C.Notaio2001wtmk.jpg色はダークチェリーでやや赤みを帯びた紅色。

香りはエレガントでリンゴと生クリーム香。

タンニンはしっかりしているが、全く飲み口を邪魔せず、あくまでも滑らかでクリーミーと言うより、ビィロードのようだ。

ヨーグルトのような酸味があり、フランボワース、熟したブラックチェリーを思わせる。樽がこげた感じがかすかにある。

濃くがあり、旨いな〜。
体の中にいつの間にか吸い込まれて行った。

ジェラルドは、情熱的なまっしぐらな人。
走り出したら前しか見えない、競走馬。
それを優しく、寛大に包む愛妻抜きには、
彼のワインは有り得ない。
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Fontedicto Promise 2001

Fontedicto-promise2001wtmk.jpg色は透明感がある深いブラックチェリー。

香りは春先の小粒の苺と言っても、日本では苺エッセンスの香りを思い浮かばれば近い。

タンニンがやや多く酸味も若干強く、ワインとしては未だ硬い。
杏とシダ、それに樽香。
それに何と言っても、大地の香りがそれとなく漂う。

落ち着きのある、安定感を感じるワインである。

子供達に化学薬品が入っていない葡萄ジュースを飲ませたい、と葡萄作りを始めたと言う。

葡萄畑の中には色々な果物の木を植えてあり、その畑を馬で畑を耕す。
子供達が大きくなった時の為の果樹、と、究極の楽園を着実に築いている。
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Viglione Barbera 2004

Viglionewtmk.jpg色はやや明るめのブラックチェリーで光沢がある。
香りはかすかにチョコレートと赤系の森の果物のかおりが立つ。
口に含むと、まず葡萄汁の懐かしさに思わず微笑みが浮かぶ。
タンニンは穏やかで締があり、エレガントさと控えめな濃厚さがバランスが良い。
桃と杏とチョコレートの味のシンフォニーで軽やかにグラスが空いて行く。
旨い〜、からボトルが直ぐに空になる。
幾ら飲んでも、悪酔いはしない。
翌日体が楽なので、また飲みたくなる。

ローズマリーとジュリオの夫婦の合作で、自然派ワインというよりも昔から作って来た旨さの伝承を頑に守り、その為に畑を二人だけで守っている。近代の化学薬品は此処には入る隙はない。
此処のボトルは横に寝かすな!と言われ、保管もすべて立てたままだ。
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